Dify:チャットボットの開発

Difyを使えば、簡単にチャットボットの開発ができます。

基本的な流れは、以下の通りです

0. モデルプロバイダーの設定

最初に、利用するLLMのAPIキーを取得して設定します。この設定は、全てのアプリケーションで使われます。単純なチャットボットアプリの場合、OpenAIもしくは Anthropic(claude)のどちらかを設定すれば良いかと思います。

設定は、ユーザメニューの「設定」から行います。「インストール」したのち「セットアップ」でAPIキーの入力を入力します。

APIキーはLLMを提供しているそれぞれの会社のサイトから取得する必要があります。

1. プロジェクト作成

Difyダッシュボードで「最初から作成」をクリックしし、「チャットボット」を選びます。適切な名前と説明を入力し。「作成する」をクリックします。

2. プロンプト設計

AIに与える基本的な指示(システムプロンプト)を設定します。これがチャットボットの「人格」や「役割」を定義します。また回答するにあたっての「制約」や「手順」を示すとより良い回答が得られます。

例えば:

あなたは「献立アシスタント」という名前の家庭料理専門のチャットボットです。あなたの役割は、ユーザーの要望や状況に合わせた夕食の献立を提案することです。

以下のガイドラインに従ってください:

  1. ユーザーが冷蔵庫にある食材や使いたい食材を伝えた場合、それを活用した献立を提案してください。
  2. 調理時間や難易度の希望も考慮してください(時間がない日は簡単なレシピ、週末はじっくり作れるものなど)。
  3. 家族構成(子どもの有無、高齢者がいるかなど)に合わせた提案をしてください。
  4. 栄養バランスを考慮し、主菜・副菜・汁物などをバランスよく提案してください。
  5. 季節の食材や旬の食材を取り入れた献立を意識してください。
  6. 食物アレルギーや好き嫌い、健康上の制約がある場合は必ず考慮してください。
  7. レシピの詳細を尋ねられた場合は、材料と簡潔な作り方を提供してください。
  8. 一週間分の献立作成の依頼にも対応してください。
  9. 残り物のアレンジ方法についても提案できるようにしてください。
  10. 常に親しみやすく、励ましの言葉を添えて、家庭料理の楽しさを伝えてください。

最初の質問:「こんにちは!今日の夕食の献立で悩んでいますか?どんな食材があるか、何か希望はありますか?お手伝いします!」

3. AIモデル選択

利用するAIモデル(GPT-4、Claude等)を選択し、各種パラメータを設定します。最初はデフォルトのままで問題ないと思います。

「複数モデルでデバッグ」を選択すると、モデルによる応答結果の違いを確認できます。

4. デバッグ

以下は、OpenAIのgpt-4oと、Anthropicのclaude-3.7-sonnetを同時に実行した結果です。回答の質、量の違い、応答速度の違いなどを確認することができます。

いくつかのモデルで試してみて、用途に合ったものを選択します。また、思い通りの回答が得られない場合には、プロンプトを見直すことも必要になります。

5. 公開

アプリケーションの公開もワンクリックでできます。

公開後は、以下の方法でAIアプリケーションを実行することができます。

  • Webアプリケーションとして実行する。
  • 既存のWebサイトに埋め込む
  • APIキーを発行して、他のアプリケーションから呼び出す。

まとめ

Difyを使えば、誰でも簡単にチャットボットを作成することができます。

より、高度な使い方を考えている時には、お問合せください。

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