Dify:Web検索(Perprexity)

DifyでWeb検索をする方法はいくつかあります。今回は、PerplexityのLLMモデルを使ってみたいと思います。

Perplexity

Perplexityは、Web検索が可能な、AIベースの検索エンジンです。チャットアプリサービスも展開しています。

Perplexityのモデルは他のLLM同様に、APIから利用することが可能です。APIを利用するには、クレジットカードによる課金が必要となります。

Models

Perplexityで利用可能なモデルは以下に記載があります。

今回は簡単な検索だけなので、sonarを使います。sonarは、比較的軽量で低コストなモデルになります。より深いリサーチや、推論が必要な場合には、Deep Researchモデルや、Reasoningモデルを使います。

Difyのワークフロー

Difyのチャットフローを以下の図のように作成します。

DifyからPerplexityブロックを使うには、ツールのインストールが必要になります。インストール後、Perplexityのサイトで取得したAPI keyを設定します。

PERPLEXITY SEARCH

ユーザクエリを入力として、Web検索した結果を返します。

モデル名を”sonar”にすることでWeb検索を実行した結果を踏まえた回答を生成します。
ニュースなど最近の出来事を検索するには、”Search Recency Filter”を”Day”に設定します。

このほかにも、特定のドメイン(Webサイト)を指定したり、排除することができます。


LLM

LLMを使って、検索の結果を要約して、みやすく整形します。

実行結果

先ほどのチャットフローをWebアプリケーションで実行した結果は以下の通りです。

まとめ

このように、Perplexityブロックを使うことで、簡単に最新の情報にアクセス可能なチャットボットが実現できます。

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